宇宙甲子園ロケット部門は、2025年度より、宇宙甲子園ロケット部門全国大会を主催し、優勝チームを世界大会であるIRC:International Rocketry Charange への日本代表チームとして日本航空宇宙工業会に推薦します。
宇宙甲子園 ロケット部門とはAbout
生卵を積荷に見立てたF型エンジン搭載モデルロケットで規定高度・規定滞空時間を競い合う大会です。卵が割れる/ ひびが入ると失格になります。規定高度・滞空時間に近いほど高得点となります。
英米仏では全国的に多くのチーム(全米大会では800校以上)が参加して選び抜かれたチームがモデルロケット国際大会(IRC)に進出します。一方、日本では長らく「ロケット甲子園」は全国大会しか開催されず、毎年数校の参加に留まっていましたが、2024年度より日本航空宇宙工業会(SJAC)・国立大学法人東京大学生産技術研究所・公益財団法人日本宇宙少年団・一般社団法人あきた宇宙コンソーシアム・宇宙甲子園事務局(順不同/敬称略)と協力し、他国と比較して引けを取らない規模の大会に向け、地方予選会とオンライン予選会を行い、より多くの参加を目指す方針となりました。
2025年度からは一般社団法人化された宇宙甲子園実行委員会が主催となり宇宙甲子園ロケット部門全国大会を開催をしております。また、予選会の開催事務局となる地方協力者を募集しております。宇宙を目指す若者が世界で活躍する人材に成長することを願い、一緒に宇宙の実践教育を推進しましょう。
注)ロケット甲子園は日本モデルロケット協会主催の大会であり、宇宙甲子園実行委員会が開催する宇宙甲子園ロケット部門全国大会とは異なる大会となりますのでご注意ください。
地方予選会の開催をご検討中の方はこちら↓をご確認ください
モデルロケット国際大会とはIRC:International Rocketry Charange
IRC国際大会は、青少年に対する航空宇宙分野のSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics:科学・技術・工学・数学)教育に対する関心を引き出すこと、および国際交流を目的として、米・英・仏の航空宇宙工業会が主催して開催されるモデルロケットの国際大会です。開催はイギリス・ファンボローエアショー(偶数年)とフランス・パリ・エアショー(奇数年)で実施されます。英米仏では非常に大きな国内大会が開かれており、優勝校は大統領や首相に応援されてIRCに参加します。日本からの参加に当たっては、日本航空宇宙工業会に御支援を頂き、宇宙甲子園実行委員会が推薦しています。