2020年度缶サット甲子園の開催に関しまして

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作成日: 2020年7月14日

更新日: 2020年7月15日

年明けから年度末にかけて加速度的に拡大し猛威を振るっているコロナ禍により、皆さんも多くの局面で影響を受けていること思います。軽微な件もあれば、あるいは重大な案件に直面している人も居るでしょう。本当に大変な時代に直面していますが、それぞれ頑張って欲しいと思います。 国内やアジア各国では、コロナの影響は現時点では限定的である事が判明しつつありますが、一方で欧米各国では重篤化率・死亡率も一時はかなり大きく、それぞれの国全体で大きな警戒心を呼び起こしています。またウィルスは変質しやすい事もあり、見えない今後の状況変化を見据えて、様々な対策を講じている国も多くあります。

そのような事もあり、本年度の缶サットヨーロッパ大会、および欧米でのロケットチャレンジは中止されたことは、皆さんも御存知の通りです。また来年度に関してもどちらの大会も実現はかなり危ぶまれています。 一方国内では、地域によって状況は異なっていますが、学業も再開され、部活動が再開しているところもあります。そのような中、今年の缶サット甲子園はどうするのか?との質問を多く戴いております。

ここで皆さんに是非、考えていただきたいことがあります。
野球の甲子園やその他多くの競技会・大会は、大人の運営がやる・やらないを決めて、参加する生徒の皆さんに案内をしてきました。もちろんそれも1つのやり方だと思います。 しかし缶サット甲子園では、そもそもそういった枠組みの在り方、物事の決め方から脱却し、生徒の皆さん自身に考え、発言し、行動して貰いたいと考えて、これまで活動を展開してきました。そこで今回も、我々先生や大人ももちろん意見を言いますが、まずは各地域で缶サットを通じて様々な事にチャレンジし、学びたいと思っている生徒の皆さんがどうしたいと思っているのか、それを聞いて、そこから決めていくべきでは無いか?と考えています。

状況は皆さんも御存知の通りです。
国内でも、場所によっては授業は再開されても部活動に制限があるところもあります。また状況によっては、いつまた部活動だけで無く授業もネットだけに限定される可能性もあります。
これは大人にも、どうなるか皆目見当は付きません。
一方で、もし参加される生徒の皆さんが「是非やりたい」と言われるのであれば、今の段階で「実現可能性の在りそうなやり方」としては、以下のような方法があり得るのかも、と考えています。

ケース1)10月末頃までに参加希望者が居る各地域で地方大会を開催し、冬休み中にどこか(おそらく和歌山になると思います)で全国大会を開催、参加可能な地方大会優秀校が参加する。

ケース2)冬休み頃までに参加希望者が居る各地で地方大会を開催し、春休み中にどこか(おそらく和歌山になると思います)で全国大会を開催、参加可能な地方大会優秀校が参加する。

皆さんはどうしたいですか?
ただし、いずれにせよ、今年度の優勝校は昨年度と同様、欧州大会そのものが中止になる可能性があるため、出場権はあっても欧州大会に参加することは出来ない可能性が高いと言わざるを得ません。

未来は、与えられる物じゃ無くて自らの手で造るもの、というのが缶サット甲子園の基本理念だと思っています。また同時に、それは自分がやりたいことをガムシャラにやるというのでは無く、周りのステークホルダーを無視すること無く、よく相談し、話し合って造るべきものでもあると思っています。 皆さんの意見を是非、お聞かせください。

なお、下段に案内の通り、和歌山では地方大会を10月に開催することになっています。
ただし現時点で、これは全国大会の開催を保証しているものではありません。

下記に、皆さんの御意見を戴くためのフォームを用意しました。
2020年度 缶サット甲子園実施に関するアンケート
フォームは個人単位で、皆さんの御意見を募集しています。ですので、ご所属の学校内で意見が違っていても問題ありません。それぞれ缶サット甲子園に興味関心のある個人の皆様の、御意見をお寄せ ください。
この案内を読まれた高校生ならびに指導教員の方々は、まだ読んでいないと思われる生徒の皆さんに是非教えてあげてください。
〆切を7月末としますので、それまでに御意見をお寄せください。

地方大会を実施いただいている運営の皆様:

色々と状況が不確定で、御迷惑をおかけしております。まずは上記のように各地域での参加希望者 / 希望校を確認し、その上で地方大会の開催について、また相談をさせていただくこととさせてください。
よろしく御願いします。

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